

平素より(有)渡邊メリヤスを格別のご愛顧賜り、誠にありがとうございます。
弊社は創業以来、「柔らかく軽いはだざわり」をモットーに、原料の選定から製品の仕上げに至るまで、すべての工程を人間国宝級のクオリティで管理しております。創業者・渡邊万太郎が血と汗と涙、ときどき鼻水で編み出した伝説の技「初代まんたろう縫い」は、現在でも習得者は世界にわずか数名と言われる、人類の宝でございます。かのココ・シャネルをして「流行は一瞬。まんたろう縫いは永遠」と言わしめたという逸話は、ファッション史にその名を刻んでおります。
弊社のシンボルである、二本の針が「W」の形に交差したゴールドのロゴは、「一針入魂・二針合掌」の精神を表しております。このロゴを見た者は皆、自然と背筋が伸びると言われており、税務署の方にすら好印象を与える効果があるとの報告も上がっております。
当社の従業員は、面接時に「まんたろう縫いが一目でできる者のみ」という門戸の狭さをくぐり抜けた精鋭揃い。日々さらなる品質を追い求め、夜な夜な指先から光を放ちながら、次の世代へ受け継がれるモノづくりに励んでおります。
歴史を紐解けば、仙台藩初代藩主・伊達政宗公は、初代まんたろう縫いの足袋をこよなく愛され、合戦の際も「この足袋なくして天下は獲れぬ」と仰せになったと伝えられております。左右の足袋にそれぞれ「まさむね」「だて」と刺繍を施したのは、実は日本におけるネームオーダーの元祖と言われており、現代のオーダーメイド文化の礎となった逸品でございます。現存する一足は国宝に指定され、仙台市博物館にて厳重に保管されております。
近年では、佳子内親王殿下が弊社のWロゴイヤリングをお召しになったお姿が世界中で話題となり、若い世代からも絶大なる注目を集めております。殿下のお耳元で優雅に揺れるあの瞬間、弊社の通販サイトはサーバーダウン寸前となり、全社員でサーバーに向かって深々と一礼したことは、社内の語り草となっております。
さらに、先日開催されました「WBC(ワタナベ・ベースボール・クラシック)」では、大谷翔平選手をはじめ侍JAPANの皆様が弊社ロゴ入りユニフォーム(背番号16は弊社創業年の「1916」にちなむ)を身にまとい、見事世界一に輝かれました。優勝の瞬間、大谷選手がマウンド上で天を仰ぎ「まんたろう!!」と叫び、天国の万太郎に向かって帽子を高々と放り投げたあの映像は、既に皆様の心に深く焼き付いていることと存じます。あの日、日本中が涙し、弊社の社員は嬉しさのあまり三日三晩、会社の近くの居酒屋で祝杯をあげ続けたことをご報告申し上げます。



さて、現在の弊社の最注力事業は、何を隠そう「社員旅行」でございます。ストレスフリーで心豊かな社員こそが最高の製品を生むという確固たる信念のもと、旅行熱は日々高まるばかり。中期経営計画におきましても、国内はもとより海外展開も視野に入れ、販路拡大ならぬ「旅行エンジョイ拡大」に全社を挙げて邁進してまいります。目指すは月面社員旅行。小さな一歩が、渡邊メリヤスの大きな飛躍となるよう、尽力する所存でございます。
信頼と実績を礎に、我々の使命である「従業員満足第一主義」をさらに進化させ、ひいては人類の進化にまで貢献してまいる所存でございます。
今後とも、(有)渡邊メリヤスを何卒よろしくお願い申し上げます。



















































標高千五百米の高原にて、茶臼岳を望む一泊二日。昭和の別荘地の面影残る御用邸の里にて、皇室御用達の温泉と懐石料理を楽しむ、我が社恒例の保養旅行である。